1000×2000mm(タイプ2000)のテーブルの天井部、直交2軸(上下、横移動)、カメラ回転2軸の計4軸全てサーボ制御可能な3Dカメラを2台搭載。
デュアルフォーマはクラウドフォーマと同様に汎用形状を測定するタイプ(GE)と、パイプ測定専用のタイプ(PT)、その両方の併用が可能なタイプ(GP)の3機種を用意
パイプの中心線測定方式と、ありのままのパイプ外観、部品外形を測定する形状測定方式の機能を持ちます。この3D形状化したデータは±0.1mm程度の精度を実現、メカ検査治具同様の公差OK/NGチェックを実現。
パイプを置けば、レーザーで概形測定とその概形状に沿って、3Dカメラを移動しパイプの3D形状測定実施します。
また、測定ソフトウェアは弊社の3D測定機サーフタイザーの汎用外形ソフトとクラウドフォーマのパイプ測定ソフトを一体化します。
パイプ測定ソフトでは、パイプ加工形状自動フィードバック補正が可能。
① 検具レスパイプ公差チェック機能
従来の検査治具と同様に指定位置のパイプ外形を自動測定し、CADデータと自動比較照合して、許容公差OK/NG判断。
② 曲げ加工誤差の自動補正
設計データと比較照合、誤差分の自動補正、展開長計算しフィードバック。
③ 試作曲げの一発製品化
各種パイプ(材質、径、肉厚)を測定して、補正テーブルデータベース化、1本目から良品加工。
④ インライン自動補正機能
曲げ加工したパイプを測定機上に置き高速測定し、2~3本置きにベンダーデータを自動補正。
⑤ 付属部品等の形状測定機能
付属部品・端末加工・前出し長・後出し長の測定が可能
⑥ 主機能
素管を曲げたパイプの中心線演算、自動補正、外観つぶれ検査 部品付きの曲げパイプのCADとの外観照合検査、検査表出力 部品単体の寸法検査。補正テーブルの保管、補正量演算。
種類 | デュアルフォーマ | ||
---|---|---|---|
型式 | 1000(GE/PT/GP) | 2000(GE/PT/GP) | |
測定範囲(mm) | 幅 | 1000 | 1800 |
奥行 | 950 | 950 | |
高さ | 400 | 400 | |
パイプ測定 | 標準 | 標準 | |
カメラ測定視野 | 縦x横 | 300x225 | 300x225 |
深度 | 500 | 500 | |
カメラ分解能 | 測定ピッチ (140万画素) | 0.25 | 0.25 |
精度 | 平面/段差 絶対値 | 20/30 | 20/30 |
平面/段差/球 繰り返し | 15/20/50 | 15/20/50 | |
1パッチ測定時間(sec) | 2 | 2 | |
外形寸法(mm) | 幅 | 1150 | 2150 |
奥行き | 1260 | 1260 | |
高さ | 1420 | 1420 | |
総重量(kg) | 150 | 250 |